薬物取り締まりトップ、下半身騒動で無罪　シンガポール

【シンガポール】シンガポールのン・ブンガイ（黄文芸）元薬物取り締まり局長（４６）が２０１１年７月から１２月にかけ女性（３６）に働き口をあっせんすると持ちかけ、性的な接触を要求したとして起訴された事件で、一審は１４日、女性の証言には矛盾点があり、信用できないとして、ン被告に無罪を言い渡した。１５日付ストレーツ・タイムズなどが伝えた。

　事件はシンガポール社会の高い関心を集め、無罪判決のニュースを各紙がトップ記事で伝えた。

　判決はン被告と女性の間に親密な性的接触があったことを認めながらも、あくまで親密な交際関係下で生じた行為であり、汚職や犯罪の意識はなかったと指摘した。

《newsclip》

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