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タイ語学習は何のため? 米人気バラエティ番組が物議

2013年2月22日(金) 12時22分(タイ時間)
【タイ】米国の人気バラエティ番組「サタデー・ナイト・ライブ」で放送された語学学習ソフト、ロゼッタストーンのCMのパロディがタイで物議をかもしている。

 問題のパロディは1月26日に放送された。次々に登場する白人男性が「私はタイ語を学習しています。アレのために」、「私はドイツ語を勉強しています。タイに行ったときにドイツ人のふりをするために」などと話し、ソフトで学習する言葉は「服を脱いで下さい」、「いくらですか?」、「それは1晩分ですか?」といったタイの性産業を想起させるものばかり。最後は「米国大使館に連絡を取る必要があります」という言葉で締めくくられる。

 タイ政府は「タイを侮辱するものだ」(ソンタヤー文化相)と反発し、番組の動画を掲載した動画投稿サイト、ユーチューブに今月4日、削除するよう要請した。動画はその後、削除されたが、同じ内容の動画が次々に投稿され、現在もネット上で見ることができる。ソンタヤー文化相は世界屈指の大規模な歓楽街で知られるパタヤ市などタイ東部が地盤で、弟がパタヤ市長を務めている。父親は殺人と汚職で懲役30年が確定し、2006年から逃亡、今年1月末に逮捕され、服役中だ。

 番組に対するインターネット上でのタイ人の反応は、「わざわざ侮辱する神経が理解できない」、「米国の○✕野郎!」といった批判、反発が多かったが、「本当です。はい」、「タイ人は面倒くさがりだから、数十分寝て金が稼げればそれでいいのだ」など、性産業が盛んな事実を受け入れるコメントもみられた。この問題を報じたタイのニュース番組の女性キャスターは怒りで声が震え、男性キャスターは「ひどい侮辱です」などとコメントした。
《newsclip》


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