RSS

「スールー王国の末裔」 マレーシア・サバ州で銃撃戦、14人死亡

2013年3月3日(日) 15時40分(タイ時間)
【マレーシア】マレーシア・サバ州にかつて存在したイスラム国家「スールー王国」の末裔を名乗る人物を信奉するフィリピン人が同州内の村落に立てこもり、マレーシアの治安当局との間で1日に銃撃戦が起き、武装勢力12人と治安部隊2人の計14人が死亡する事態に発展した。

 現地からの報道によると、武装勢力は最大300人とされ、2月12日にフィリピン領内の島からボートでマレーシア領内に上陸し、サバ州東部のラハダトゥから約130キロ離れた村を占拠。マレーシア治安当局とにらみ合いを続けてきた。武装勢力はサバ州がスールー王国の末裔とされるジャマルル・キラム3世の領地だと主張している。

 銃撃戦はマレーシア治安当局が3週間にわたるこう着状態の打開を目指し、封鎖線を突破したことで起きた。

 マレーシアのナジブ首相は2日、「武装勢力が短期間内に武器を捨てて投降しなければ、治安部隊はさらに行動を取ることになる」と警告した。また、死亡した治安部隊員2人は、投降を装ったわなに落ちて射殺されたとした。
《newsclip》