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タイ警察署396カ所の新築計画 建設途中でほとんど放棄

2013年3月7日(木) 23時47分(タイ時間)
【タイ】タイのテレビ報道によると、建設予定の警察署396カ所の多くが建設途中で放棄された問題で、建設を請け負ったタイの建設会社PCCディベロップメント・アンド・コンストラクションの幹部3人が7日、バンコク都内のタイ法務省特捜局(DSI)に出頭し、詐欺、入札談合などの容疑で取り調べを受けた。

 警察署396カ所の建設計画は2009年、当時のアピシット政権により承認され、同年11月に行われた入札で、PCCが58・5億バーツで落札した。PCCはその後、建設を下請け業者に丸投げしたが、建設費の支払いが滞り、下請け業者20社以上に訴えられた。建設はほとんどが放棄、中断されており、今月14日の納期に間に合う可能性はない。

 DSIはこの事件で、建設計画と入札結果を承認した当時の政権幹部の責任追及も視野に入れている。捜査対象となる見込みのアピシット民主党党首(前首相)、ステープ下院議員(前副首相)は不正疑惑を否定し、政治的な捜査だとして反発している。
《newsclip》