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〈タイ業界事情〉 直管蛍光灯型LEDランプ

2013年4月16日(火) 19時27分(タイ時間)

 MASPRO AMTECH CORPORATION LIMITED
吉川 充 氏 (Managing Director)

2年半でペイバック、リースも可能なLED照明

 発売当初より「暗い」という評価が一般的だったLEDランプ。そのようなマイナスイメージを払しょくすべく、最近はどの製品も「明るさ」が強調され、今度はオーバースペックな照度の競争となった。ハイスペックをうたう説明書と実際の品質とのギャップが目立つ製品も多く、購入者の「外ればかり」と嘆く声さえ聞かれる。そのような市場に弊社が投入した「Fresh Brite」は、照度の確保だけでなく、ちらつきを抑え、光の均一性を保った直管蛍光灯型LEDランプ。消費電力や寿命など省エネ効果は当然のこと、演色性を高めることによってすっきりとした視界を実現。「2年半でペイバック」を基準とした価格設定と相まって、高い評価をいただいている。

説明書とのギャップ、LEDランプとは呼べない設計

 事務所や工場などで一般に使われる、長さ1.2メートル、消費電力量40ワットのいわゆる40型蛍光灯。LEDランプを導入する場合、ほとんどがこの40型蛍光灯との交換になる。LEDランプへの交換は省エネが最大の目的であり、どのメーカーも従来のほぼ半分の消費電力量を実現している。弊社の「Fresh Brite」も19.7ワット、ほぼ20ワットだ。

 ここで注意しなければならないのが、安定器の存在だ。たいていは照明器具から蛍光灯を取り外してLEDランプに付け変えるが、電力はLEDランプだけでなく安定器も消費する。その量、ランプの10―20%。ランプのワット数×本数が、消費電力量の全てではないのだ。弊社では必ず説明し、実際に測定・提示しているが、この説明を省くメーカーが意外と多い。

 また、単純な差し替えで済まない製品もある。LEDランプは直流電流で設計され、一般に使用される交流電流を変換するスイッチング電源を必要とする。Fresh Briteのような内蔵タイプでなければ、この装置を外付けしなければならない。天井裏に転がし、照明器具の配線を直す作業が生じるのだ。事務所や工場などスペースによっては数百という単位の交換となり、相当な手間と時間を要する。

実は蛍光灯より明るいLEDランプ

 「LEDランプは暗い」という評価は過去のものだ。弊社の測定を例に取ると、市販の40型蛍光灯の明度=lm(ルーメン)は2500ルーメン、Fresh Briteのそれは1710ルーメンとなっている。しかしこれは、人間が実際に明るさを感じる照度=Lux(ルクス)とは一致しない。

 蛍光灯の直下1メートルの照度は410ルクス、同2メートルで108ルクス。360度の方向に発光するので、天井に設置された場合、上半分はかなりのロスになっている。照明器具には反射板などが取り付けられているが、鏡面タイプの
ものは反射効率も高いが逆富士タイプや白色の傘のタイプは効率は低い。

 一方、LEDランプは下半分のみ、180度の発光だ。Fresh Briteの場合、照度は直下1メートルで416ルクス、同2メートルで120ルクスと、蛍光灯を上回る。

 日本では最近、明るさのみを積極的にアピールする広告を見かける。しかし、これまでの蛍光灯で十分な明るさなのだから、それ以上のスペックは不要だ。Fresh Briteは20ワットのほかに25ワットも用意、「高いワット数で少ない本数」という取り付けに適したタイプだが、お客様からはむしろ「20ワットで満足」という言葉をいただくことが多い。

省エネは当然、それ以上の効果を実現したFresh Brite

 LEDランプなので省エネ効果があって当然だ。電力量削減をうたうだけの広告は、今や的外れといえる。Fresh Briteの省エネ効果は、価格と電気代の節約額を計算して、「2年半でペイバック」を基準としている。タイの現在の電気代は、1kw/h当たり3.76バーツ。同25円の日本でFresh Briteを使用すれば、1年台でペイバックが可能だ。

 日本でなくとも、24時間稼働の工場、電気代が標準より高く設定されているバンコク都内の事務所などでは、ペイバックに2年半を要さない。以降は純粋に電気代の節約分が現金で貯蓄されていく。

 省エネ効果以外にもさまざまな特徴を持ち合わせているのがFresh Briteだ。中でも評価が高いのが「演色性」。蛍光灯の場合、人間の目ではほとんど認識できないが、緑色の色カブリが生じている。演色評価数=Raで表すと、太陽光がRa=100、蛍光灯がRa=70。特に赤色は、本来の色合いで照らし出だされない。

 一方、Fresh BriteはRa=86。日本で一般に販売されているLEDランプは最高でRa=84なので、日本製を上回る品質だ。色が重要となる製品の場合、仕事場の照明の演色性は最重要だ。Fresh Briteの「Fresh」は色の新鮮さを表わしている。

 市場には、LEDランプでありながら光がちらつく製品も出回っている。交流電流によって秒50―60回の点滅を繰り返す蛍光灯ならまだしも、直流電流で設計されたLEDランプで人間が実感できるフリッカーはあり得ない。交流を直流に直しきれていない粗悪な設計のLEDランプが、かなり出回っているのだ。日本の役所で数年前、LEDランプを導入した途端、職員がめまいや吐き気を訴えた騒ぎが起きたが、これもフリッカーが原因だった。

 光の均一性が高いのもFresh Briteの特徴だ。LEDランプ独特のムラが目に入ると、残像が発生して違和感が続く。天井で光る照明がただの蛍光灯なのかそれともLEDランプなのか、気にもならない自然な発光がFresh Briteだ。

 さらに、日本では意外にも直管蛍光灯型LEDランプに対して強制力を持つ規格が存在しない雑音制御に関しても、高い性能を誇る。電磁誘導や電磁放射などいわゆる電磁妨害=EMIの値が低く、CISPR15といった国際規格をクリアしている。雑音は日常生活では気にならなくても、医療施設などでは厳密に対処しなければならない。雑音低減方法に関しては実用新案を出願中だ。 

 40型蛍光灯の寿命8000―1万時間に対し、Fresh Briteのそれは5万時間。もちろん理論上の数値であり、さまざまな条件で短くなる可能性はあるが、3年は保証期間となっている。基本的に2年半でペイバックできる製品だが、初期投資を抑えたいといったご要望にお応えし、リース会社5社との提携でリースも紹介している。

 照明というものは、人間がそこにいる限り使い続ける。仕事中、例えばエアコンのように節約のために消す、ということはできない。稼働率は常に100%だ。照明は今や、省エネ効果だけでなく「光の品質」も問われ始めている。

 そのようなニーズに最大限に応えるFresh Briteだが課題もある。現在はグロー型(スタータ型)照明器具のみに工事不要対応しているが、次のモデルは日本のラピッドスタート型にも対応させこのタイプも工事不要とし、また「蛍光灯」の形にこだわらず、コストメリットのある照明器具を開発していかなければならない。弊社は日系企業だが、Fresh Briteの開発は過去、CATV機器のための低ノイズ、高効率電源の開発を日本の開発と進めてきたタイのエンジニアが主導している。今後も、お客様に安心して長くお使いいただけ、省エネにも環境にも貢献できるLEDランプの開発を続けていく所存だ。

MASPRO AMTECH CORPORATION LIMITED
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