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香港:本土客による「紙おむつ」購入がブームに、日本製に人気

2013年4月18日(木) 20時58分(タイ時間)
【中国】香港で個人による粉ミルクの域外持ち出し規制が強化されるなか、今度は「紙おむつ」の購入ブームが起きている。なかでも最もニーズが大きいのは日本製。特に3月以降は、品薄の状況が広がってきた。中国本土消費者の間で、品質を重視する傾向が強まっているためという。複数の香港メディアが17日付で伝えた。
 深セン市と接する北区の薬局店主によると、中国の個人観光客が購入したがる製品の筆頭は「紙おむつ」。製品の一角はすでに14%値上げされたものの、購入熱が衰える気配はみられない。花王(4452/東証)の「メリーズ」、米キンバリークラークの「ハギーズ」、米プロクター・アンド・ギャンブルの「パンパース」が売れ筋となっている。「メリーズ」の64枚入り製品、「パンパース」の62枚入り製品の需要が特に大きいという。
 立法会(議会)の承認を受けて、香港では3月1日から、個人による粉ミルクの域外持ち出しが1人2缶(1.8キロ)までに制限された。香港で商品を大量に購入し、中国本土へと運ぶ「水貨」の流通を抑制することが狙い。香港域内の粉ミルク需給を安定させる目的がある。16歳に満たない個人は持ち出しを禁じる。一方、工業貿易署の許可を得た企業に関しては、これまで通り輸出、輸入が容認される。
 需要の伸びを見越して花王は今年1月、現地生産のベビー用紙おむつ「メリーズ瞬爽透気」を中国市場に投入したと発表した。昨年8月に完工した安徽省合肥市の工場で生産。日本製の輸入から切り替える。
 商品開発の際は、家庭訪問などの調査を実施して消費者のニーズを把握。「おしりのさらさら感」が重視されることが分かったため、肌との接触面積を少なくするなど形状や内部構造を中国向けに再設計した。〈中国の統計データ・産業ニュース 亜州IR株式会社〉
《newsclip》


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