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〈企業インタビュー〉 総合情報システム INTEC SYSTEMS BANGKOK

2013年4月19日(金) 01時47分(タイ時間)

INTEC SYSTEMS BANGKOK CO.,LTD.
中 智弘 氏(Managing Director 写真左)
佐伯 政明 氏(Manager, Network Business Division 写真右)

「コンピュータ・ユーティリティ」の実現
生産管理システムのクラウド化

■社員に浸透した経営理念、お客さま満足を最優先

――御社概要をお聞かせ下さい

 当社は、株式会社インテックがタイ王国に現地法人として設立した子会社です。親会社である株式会社インテックは1964年、富山計算センターとして創業しました。その後、1970年にInformation Technology(IT、情報技術)とTele-Communication(国際情報通信)の頭文字を取り、社名を『INTEC(インテック)』に変更。2014年1月に創立50年を迎えます。

 1960年代、当時高価であったコンピュータを企業や自治体が共同で利用するために、日本各地に「計算センター」が設立されました。そのうちのひとつがインテックです。現在、インテックは国内外にグループ会社25社を展開し、単体でも約7000社のお客さまを有する企業に成長しています。

 インテックには富山の配置薬の精神「先用後利」が脈々と受け継がれています。先に薬をお預けし、使用した分だけ代金を後からいただくこのシステムは、現金収入が少なかった江戸時代に大変喜ばれ、富山売薬の発展の大きな要因になりました。お客さまの満足を最優先に掲げる理念は、今もインテックに息づいています。

――インテックグループの事業内容は?

 ITコンサルティング、システムインテグレーション、ソフトウェア、ネットワーク/クラウドサービス、アウトソーシング/データセンターなどの事業を展開しています。インテックは創立当初から電気、ガス、水道のように、いつでもどこでもだれもがコンピュータを自由に利用してその利益を受けられる、そんな情報社会の実現を目指して参りました。今後も、ネットワーク事業、アウトソーシング事業をはじめ幅広くIT関連事業を手がけていきます。

――タイ現地法人について

 当社はインテックがアセアン地域に設置した初めての拠点で、2012年に設立しました。現在、インテックのお客さま約7000社のうち、およそ150社がタイに進出されており、これまでも現地でのフォローを求められていました。タイではIT事業のほか、オフショア事業のひとつとしてコールセンターの運営も行っています。さらに今後、アセアン地域の唯一の拠点として、周辺諸国での事業展開も計画しています。

■所有から利用へ クラウド対応の新しいシステム

――QIT事業で今後、注力していく製品は?

 クラウド対応の生産管理システムです。「所有から利用へ」というフレーズのもと、クラウド対応のシステム構築は世界的な流れになってきています。海外に生産拠点を設けている日系企業は、常に日本とつながっています。特にタイでは、一昨年の東日本大震災とタイ大洪水の後、日本・タイどちらかの活動が止まるともう片方も止まってしまう、という事態に多くの企業が遭遇しました。直接的な被災を免れても、サプライチェーンが破綻してしまうことにより、多くの企業が影響を受けることになりました。

 このような苦い経験のもと、日本にいながらにして現地の状況を把握し、適切な対処を可能にする生産管理システムが求められるようになりました。営業活動を続けていると、災害発生前と後とでは各企業の取り組みが明らかに違ってきているということを実感しています。

 当社が取り扱うクラウド対応生産管理システム「AToMsQube(アトムズキューブ)」は、製造業の中核業務である生産管理を包括的にサポートしており、信頼性の高いデータセンターで運用することにより、高い安定性とセキュリティを実現しています。

――クラウド対応の生産管理システムのメリットは?

 大掛かりな導入作業が不要です。いわば共有(共同利用)する形のシステムなので、個々の企業の業務内容に完全に適応できないこともありますが、生産管理業務全体を包括的にサポートすることができます。

 また、インターネットに接続できる環境であれば、前述のようにどこでも管理することができます。システムの所有ではなく利用、専有ではなく共有(共同利用)という概念ですから、その分安価でもあります。

 セキュリティ面でもクラウド対応ならではの大きなメリットがあります。情報は社内のサーバーではなく、データセンターに保存されています。幾重ものセキュリティで保護され、情報漏えいの危険はほぼありません。つまり、USBのメモリー1本で、簡単に情報をコピーできる環境ではないとうことです。 

――インターネット環境に不安を感じる日本人が多いと思いますが?

 確かに、タイは日本と比べて通信事情は良くありません。そこで通信インフラの構築で実績のある企業と組むことで、通信品質を確保して快適なインターネット環境を実現し、より理想に近いソリューションを提案しています。

 現政権も通信インフラ整備に力を入れることを明言しており、光ファイバーの導入も考えられるようになってきました。今後の通信インフラの向上に期待しています。

――今後の事業展開について

 既存のお客さまのフォロー、アトムズキューブの販売のほか、会計システムや外食向けPOSシステムの販売も手がけていきます。各システムはもちろん多言語対応です。

 タイのみならずアセアン地域全域をカバーすべく、営業に注力していきます。

――ありがとうございました

INTEC SYSTEMS BANGKOK CO.,LTD.
住所:999/9 The Offices at Central World 25Fl., Room No.ML2503, Rama 1 Rd., Patumwan, Bangkok 10330
電話:0-2613-1250 ファクス:0-2646-1331
Eメール:sales@bkk.intec.co.jp
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