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習近平主席のお忍びタクシー視察、新華社が虚偽報道と断定

2013年4月21日(日) 13時38分(タイ時間)
【中国】中国本土で話題騒然となった18日の「習近平・国家主席がお忍びでタクシーに乗り込み、運転手と庶民の暮らしぶりを語らう」という心温まる報道について、国営通信社の新華社がこの日の午後2時、同ニュースを虚偽報道と断定した。合わせて、習主席を乗せたというタクシー運転手の証言を最初に報道した香港紙・大公報も「誤報」と認めた上で、謝罪文を掲載した。
 今回の報道を巡っては情報が錯綜しているようだ。北京市交通局は当初、調査の結果、報道内容を事実と認めていた。ではタクシーに乗車し、習主席を名乗ったのは誰なのか。事実は藪の中だ。ただ、予想以上の反応でお忍びがお忍びではなくなったことで、当局が事態の沈静化を図るため、虚偽報道としたとの見方もある。実際にネット上では習主席の行動について、「庶民派」「気さくな人柄」と賛美するコメントが寄せられる一方、「人気取り」「人騒がせ」など批判する意見も見られた。
 大公報は18日、「習主席が両会(全国人民代表大会と全国政協会議)開幕を直前に控えた今年3月1日午後7時ごろ、秘書と2人で北京市鼓楼西付近でタクシーを拾った」と報じた。釣魚台国賓館に向かう約26分の車中に運転手の郭立新さんと市内の大気汚染や所得、国家政策など庶民の関心ごとについて話をしたという。途中から主席と気がついた郭さんに対し、習主席と思われる人物は、「私とわかった最初の運転手だ」と語ったという。また下車する際には、郭さんに請われるまま記念に「一帆風順」という手書きの字を残している。料金27人民元に対して30人民元を支払い、お釣りは受け取らなかった。〈中国の統計データ・産業ニュース 亜州IR株式会社〉
《newsclip》


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