RSS

CPオール、43億ドルでサイアム・マクロ株64%取得 トップ交渉で10日で決着

2013年4月22日(月) 22時12分(タイ時間)
【タイ】タイ最大級の財閥CPグループ傘下でタイでコンビニエンスストア「セブンイレブン」を展開するCPオールは23日、タイで卸売りディスカウントストア(DS)「マクロ」59店と冷凍食品店5店を運営するサイアム・マクロの株式64・4%をオランダのSHVから1215・4億バーツ(約42・5億ドル)で取得し、その後、残るサイアム・マクロ株全ての株式公開買い付けを実施すると発表した。全株を取得した場合の買収費用は1888・8億バーツ(約66億ドル)で、タイ国内の企業買収としては最大規模となる。

 CPオールによると、買収はSHVの前会長が20年来の友人であるCPグループのタニン・ジアラワノン会長に打診し、10日程度で決まった。買収資金は約10%を手元資金でまかない、残りをタイのサイアム・コマーシャル銀行、英HSBC、英スタンダード・チャータード銀行、スイスのUBS、三井住友銀行などからの融資で調達する予定だ。買収後も「マクロ」ブランドを使用し、将来的にはベトナム、ラオスへの出店も検討する。

 サイアム・マクロは2012年の売上高1149・6億バーツ、最終利益35・6億バーツ。従業員1万人以上。

 SHVは液化石油ガス(LPG)販売、石油ガス開発などを手がけるほか、南米とタイで「マクロ」を展開。2008年に中国とインドネシアの「マクロ」店舗を売却した。

 CPグループはタイの潮州系華人、謝(ジアラワノン)家が創業。タイの主要企業は食品大手ジャルーン・ポーカパン・フーズ(CPF)、携帯・固定電話、有料テレビを手がけるトゥルーなど。中国では飼料、食品、バイク生産、小売り、不動産、銀行などの事業を行っている。また、2012年12月に中国の保険大手、平安保険の株式15・6%を約94億ドルで取得すると発表した。

 CPオールのタイ国内の「セブンイレブン」店舗数は2012年末時点で6822。2012年の売上高は1978・2億バーツ、最終利益110億バーツだった。

20130423%20CPALL%20-%204%20%28Mr.Korsak%20Chairasmisak%29.jpg
CPオールのコーサク最高経営責任者(CEO)
《newsclip》


新着PR情報