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中国:フォックスコン鄭州工場で投身相次ぐ、先週は2人

2013年5月1日(水) 14時29分(タイ時間)
【中国】富士康科技集団(フォックスコン)の河南省・鄭州工場で、今月下旬に2人が相次いで投身自殺を図る事件が起きたようだ。24日には、鄭州富士康航空港区工廠に付随する「豫康宿舍」で発生。24歳の男性従業員が高所から飛び降りて自殺した。入社してわずか2日目の出来事だったという。
 3日後の27日にも、23歳の女性従業員がビル6階から投身。鄭州市第一人民医院に緊急搬送された。生死は不明とされる。入社して約半年だった。
 死亡した男性の遺族は、工場前で会社側に抗議。「我が子を返せ」「従業員の自殺は会社管理体制に問題がある」などと書かれた横断幕を掲揚した。
 自殺の原因などは明らかされていない。ただ、同工場では4月に入り、「会話の一切禁止」キャンペーンを導入した。工場ラインで働く従業員同士の会話を禁じた上で、違反者は解雇すると警告していたという。
 富士康グループでは、3年前に従業員の自殺が頻発したことがある。会社側はその後、大幅な賃上げを含む待遇改善に着手した。
 EMS世界最大手グループの富士康科技集団は、鴻海精密工業(2317/TW)の中国本土子会社。同グループには、富士康国際HD(フォックスコン:2038/HK)などが含まれている。グループが中国で展開する工場群の従業員総数は約160万人。〈中国の統計データ・産業ニュース 亜州IR株式会社〉
《newsclip》


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