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雑貨店に銃撃、3歳児含む6人死亡 タイ深南部

2013年5月2日(木) 13時37分(タイ時間)
【タイ】1日午後8時ごろ、タイ深南部パタニー市の雑貨店が銃撃を受け、店主の男性(45)とその息子(3)ら6人が死亡、1人が重傷を負った。犯人は4人で、バイク2台に分乗して店の前に乗りつけ、自動小銃を乱射した。その後、負傷した人の頭を至近距離から1人ずつ撃った。現場には「これは無実の人々のための復讐だ」と書かれたビラが残されていた。タイ治安当局は深南部のタイからの分離独立を目指すマレー系イスラム武装勢力の犯行とみている。

 タイ深南部はマレー語方言を話すイスラム教徒が人口の過半を占める。2001年から、タイからの分離独立を目指すマレー系イスラム武装勢力によるテロが激化し、これまでに武装勢力側のテロとタイ治安当局による弾圧で約6000人が死亡した。

 タイの現政権はマレーシア政府の仲介を受け、今年3月末から、武装勢力の一つであるBRN(パタニー・マレー民族革命戦線)と和平交渉を開始した。しかし、深南部のテロは交渉の前後からむしろ激しさを増しており、武装勢力全体に対するBRNの影響力は疑問視されている。4月29日にクアラルンプールで行われたタイ政府とBRNの2度目の交渉では、タイ政府がBRNに深南部のテロの停止を求める一方、BRN側はテロ容疑者の釈放や、交渉に東南アジア諸国連合(ASEAN)、イスラム協力機構(OIC)、非政府機関(NGO)の代表を同席させることなどを要求し、話し合いは平行線をたどった。次回の交渉は6月に行われる予定。
《newsclip》


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