【中国】中央企業(中央政府直属の国有企業)である中国鉄建(チャイナ・レイルウェイ・コンストラクション:1186/HK)の12年接待費(中国語で業務招待費)が8億3700万人民元(約135億円)と巨額に上り、本土上場企業のなかで最も多いことが世間の注目を浴びたことについて、同社の責任者は8日、年内に10%以上を削減する対処方針を示した。関連規定を厳格化し、12年に前年比4.6%減、13年第1四半期に前年同期比4.9%減を達成しているなど、経営努力を続けていることをアピールしている。本土メディアの21世紀経済報道が9日付で伝えた。
同責任者は言い訳も用意した。07〜10年に増収率が年平均38.4%に上るなど、業容が急速に拡大。12年の年商が4843億人民元、新規受注額が7893億人民元、受注残高が1兆4900億人民元、従業員数が24万5000人、外部業者が約200万人、プロジェクト数が世界60数カ国・エリアで1万件超――と大所帯になったことを強調している。プロジェクト1件当たりの接待費は平均で7万6000人民元(約120万円)。接待費が売上高に占める割合は0.17%にとどまり、接待費ランキング上位の中国交通建設(1800/HK)や中国水電(601669/SH)の0.26%より低い水準だと釈明した。
A株上場会社の12年・業務招待費ランキングでは、中央企業など国有企業が上位を独占。トップの中国鉄建に、中国交通建設の7億7900万人民元、中国水電の3億4300万人民元、上海建工(600170/SH)の1億7800万人民元――が続く。現地のある会計士によると、業務招待費の中には、会社の運営上生じた宴席、飲食、贈答品、交通などの交際費が含まれる。半面、会議費や出張費などは含まれない。〈中国の統計データ・産業ニュース 亜州IR株式会社〉
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