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中国広東省の村落で1000人デモ、土地売却に抗議して政府庁舎包囲

2013年5月10日(金) 11時55分(タイ時間)
【中国】幹部による村有地横領・売却に抗議し、村民約1000人が鎮政府の庁舎を包囲する事件が6日に起きた。不動産デベロッパーにわずか2500万人民元で土地を売却し、林輝東・前掲石鎮委員会書記などが私腹を肥やしたと不信感を募らせている。問題の土地を早期に回収するよう要求した。
 現場は広東省・陸豊市の掲石鎮新饒村。デベロッパーと共謀し、500ムー(1ムー=6.67アール)あまりの土地が違法に売却されたと指摘している。「集団保有の財産を返還せよ」「地下社会勢力には屈しない」「公務員の汚職を許さない」などと書かれた横断幕を掲揚しながら、政府庁舎まで行進した。
 「10日以内に政府は問題を解決せよ」と叫びながら、庁舎前で座り込みを開始。午後5時になって村民らはようやく解散した。一方、事態の収拾がつかなくなることを恐れた鎮政府公務員は、デモ隊が到着する前に避難。双方の間で衝突することはなかった。
 農民層が権利意識に目覚めるなか、村幹部と衝突する事例が各地で多発している。新饒村では2010年7月以来、抗議行動が断続的に発生した。同年10月には、土地の所有権問題が解決していないままに、デベロッパーが建物を建設。村民の訴えを聞き入れて、広東省の紀律検査委員会が調査に乗り出し、「土地の所有権は村組織にある」と裁定した。それにもかかわらず、鎮政府は土地返還などの要求を怠り続けていた経緯がある。〈中国の統計データ・産業ニュース 亜州IR株式会社〉
《newsclip》


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