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長江中流で原油汚染デマ、ボトル入り水もとめ市民が商店に殺到

2013年5月14日(火) 13時23分(タイ時間)
【中国】長江中流域の儀征市で、住民がペットボトル飲料水を買い集める騒動が起きている。12日の午後、「南京長江大橋の一つに原油を満載したタンカーが衝突し、取水口付近で沈没した」とするブログ書き込みが見られたことが発端。造船所従業員を自称するネットユーザ―が「長江水面には、大量の原油が浮かび上がった」と自ら目撃した光景として伝えたとされる。江蘇省全域に「水道水は汚染され、間もなく飲めなくなる」とする噂が拡散するなか、多くの商店でボトル入り水が売り切れたという。これ以上、騒ぎが大きくなった場合、「社会秩序を乱した罪」で逮捕者が出る可能性もある。
 実際の積み荷は「石灰石」とされる。水中に溶出しないため、汚染は広がっていないと説明された。江蘇省の「南京長江大橋」付近では12日未明、積載容量1万2539トンの大型貨物船が沈没する事故が起きている。午前4時20分ごろ橋の上部(水面上6メートル)に接触し、自力航行が不能に陥ったという。3.5キロ下流の浅瀬で沈没した。
 全長139メートルの船舶「シン川8号」は、山東省威海市の山東乳山シン川航運公司が運行。安徽省・銅陵市で石灰石1万トンを積み込み、福建省の羅源(福州市)に輸送する途中だった。
 当時は船長を含めて18人が乗船。4時55分ごろに全員脱出し、その約5分後に船体が沈没した。橋げたの6本目と7本目の間に衝突痕が生じ、セメント塊などが剥落している。
 船舶衝突防止施設を設置する方向で、当局は検討しはじめた。1968年12月に竣工した長江大橋は、船舶が橋にぶつかる事故が今回分を含めて累計で35件発生。いずれも本体構造に影響が及ぶ大事には至っていない。〈中国の統計データ・産業ニュース 亜州IR株式会社〉
《newsclip》


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