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中国:自動車産業に能力過剰感、外資勢は強気の増産攻勢

2013年5月17日(金) 12時48分(タイ時間)
【中国】中国自動車市場の成長が緩やかになる一方、国内で操業する自動車メーカーの増産に向けた投資の勢いが止まらない。中国自動車産業の遊休生産能力は2016年に900万台に拡大するとの見方もあり、「生産過剰」の警鐘が鳴らされている。工人日報が15日付で伝えた。
 能力増強に拍車をかけているのは米、ドイツ系合弁メーカー。ゼネラル・モーターズ(GM)は今年から15年までに中国に4工場を増設し、中国の年産能力を現在より30%多い500万台とする計画だ。フォルクスワーゲン(VW)も18年までに中国の生産能力を年400万台まで引き上げる。フォードは昨年に発表した中国増産計画で、重慶長安汽車(200625/SZ)との合弁である長安福特汽車公司の重慶工場を35万台体制に増強する計画を示すとともに、杭州で年産25万台の新工場に着工したことを明らかにした。
 中国汽車工業協会は先に、15年の年産能力を2500万台超と予想していたが、足元のメーカー各社の増産計画に基づくと4000万台に達する見通しだ。
 4大会計事務所の一つであるKPMGインターナショナルは、昨年発表したリポートで、中国自動車産業の11年の遊休生産能力が、ドイツの自動車市場規模の2倍に相当する600万台となったことを明らかにし、16年に900万台に拡大するとの予想を示している。〈中国の統計データ・産業ニュース 亜州IR株式会社〉
《newsclip》


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