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上海市松江の電池工場プロジェクト中止、住民の反対運動で

2013年5月17日(金) 13時01分(タイ時間)
【中国】上海市の松江区政府は15日、区内で計画されていた電池工場の建設プロジェクトが中止されると発表した。工業用地は回収する。
 工場の建設計画をめぐっては、汚染を懸念する地元住民が反対運動を展開。住民数千人による抗議デモが起きていた。1日には松江区政府庁舎前で集会し、建設計画を撤回させるよう訴えている。数百人規模の警察隊と対峙し、一部が衝突。住民のうち4人が逮捕された。
 住民らは、建設地が市の取水口に近い点などを問題視している。建設予定地は斜塘取水口から6キロ、松浦取水口から22キロしか離れていない。
 建設計画を進めていたのは安徽国軒電池廠。今年上半期の着工を目指した。当初は安徽省政府と江蘇省政府に工場建設を申請。ただ、なんらかの理由でプロジェクトは認可が得られなかったとされる。
 松江区政府は4月26日、工場で生産されるリン酸鉄リチウム(LiFePO4)電池は無毒と指摘していた。重金属が含まれないため、環境に与える汚染もないと説明。上海化工研究所が実施した環境アセスメントリポートでも、なんら問題が報告されなかったと補足していた。〈中国の統計データ・産業ニュース 亜州IR株式会社〉
《newsclip》


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