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「コネ入社」エサに詐欺、中国山西省で学生500人が被害

2013年5月22日(水) 12時27分(タイ時間)
【中国】山西省太原市の警察当局はこのほど、コネ入社ができると嘘をつき、就職活動中の大学生から金銭を騙し取っていたグループの主要メンバーを逮捕した。銀行や国有企業の幹部とコネがあるなどとし、仲介料として4年間にわたり約500人の大学生から9000万人民元(約14億円)を騙し取っていた。20日付で上海紙・解放日報が伝えた。
 2011年5月、当時大学卒業を控えた娘を持つ被害者の1人は知人から、「太原市のある銀行の元頭取と知り合いだ。その人物を通じて娘をその銀行に就職させることができる。費用は20万人民元だ」と紹介され、娘の就職活動が難航していたこともあって、言われた通りに20万人民元を指定された銀行口座に振り込んだ。その1カ月後、太原市内のホテルで筆記試験と面接があるとの知らせが届き、娘は筆記試験と面接に参加。その後、その銀行から採用通知を受けた。だが半年が経っても出社の通知が届かず、銀行に問い合わせると、「こうした採用通知は発行したことがない」との返答、通知書に押された社印も偽造されたものであることが分かった。
 逮捕者の一人は容疑を認めた上で、同じような手口で就職活動中の学生から最高で35万人民元、平均で14万〜20万人民元を騙し取っていたことを明らかにした。被害は山西省の各都市に及び、その多くが条件の良い就職先を探している大学新卒者だった。〈中国の統計データ・産業ニュース 亜州IR株式会社〉
《newsclip》


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