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中国:石炭企業が逆境に、山東省大手のエン鉱集団は大規模リストラ

2013年5月24日(金) 12時01分(タイ時間)
【中国】山東省で最も利益を上げた企業が人員削減に動き出すなど、石炭業界で急ピッチな景気悪化が進んでいるようだ。今年5月に入ってからは、過去4年来で初の大型人員整理、給与引き下げに踏み切ったという。複数の香港メディアが22日付で伝えた。

 問題の大企業は、省内でも有数の規模を誇るエン鉱集団公司。エン州煤業(1171/HK)などの上場企業を傘下に置く。エン鉱集団は2012年通年で55億8400万人民元(前年比↓35.4%)の純利益を得た。

 「経営危機」の乗り越えを目指し、エン鉱集団は経営層の給与50%カット、一時金の廃止、従業員1200人の削減などをはじめとする複数の対策を導入。在庫の圧縮、投資の削減、グループ企業からの売掛金回収も進める計画を打ち出した。

 石炭需給の緩和がこの背景にある。全国の年産能力換算で、今年は5億トン分の設備が過剰とみられるという。2012年の国内石炭生産量は、前年比で1億3000万トン増の34億5000万トンに拡大した。半面、国内の需要は低調に推移し、2100万トン増の35億9500トンにとどまったとされる。
《亜州IR株式会社》

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