【中国】中国Eコマース最大手の阿里巴巴集団(アリババグループ)が物流網構築に本腰を入れる。
同社は28日、近代物流網の「中国智能骨干網」(CSN:China Smartlogistic Network)を中国全土に整備すると発表した。国内2000都市で、どのエリアからもネットショッピングで24時間以内に品物を届けることのできる環境を整える。
プロジェクト母体の「菜鳥網絡科技有限公司」を設立する計画。登録資本金は50億人民元に設定した。プロジェクトの投資額は合計3000億人民元(約4兆9500億円)。第1期に1000億人民元、第2期に2000億人民元を投入する。向こう5~8年内に日商300億人民元規模の物流サービス網を構築する考え。すでにカギとなる8大物流センターの建設地選定に着手した。
阿里巴巴集団の馬雲・主席(CEO職は今月退任済み)は、菜鳥網絡科技の董事長に就任する。菜鳥網絡科技にはそのほか、民営コングロマリット大手の銀泰集団、上海復星集団、宅配大手の円通快逓、申通快逓、順豊快逓なども出資。巨額資本を投入することから、生保最大手の中国人寿集団が阿里巴巴集団と銀泰集団の戦略パートナーとなる。また、戦略パートナーとして、中信銀行が菜鳥網絡科技の資金面での後ろ盾となった。
馬氏は「既存の中国物流網では今後、増え続けている荷の動きを支えきれない」と危機感を表明。現在は1日当たり2500万件の小包が動いているものの、10年後には2億件に増えると予測した。
中国:アリババが近代物流網構築、新会社設立で3000億元投資へ
2013年5月30日(木) 16時50分(タイ時間)
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