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禁止農薬の大量使用広がる 農家は自分で作った野菜食べず=広州市

2013年6月3日(月) 11時24分(タイ時間)
【中国】広東省広州市の複数の野菜農場が、野菜の葉や果実を肉厚にするために国内で使用が禁止されているオメトエートやパラチオンメチルなどの毒性の強い農薬を大量に使用していることが分かった。

 農薬が残留しやすいことから、農家は自分で作った野菜を食べないという。実態を把握するため、当局は近く調査に乗り出す方針だ。星島日報が30日付で伝えた。

 番禺区の農場では、大きく育った野菜が植わる畑の脇の側溝に禁止農薬の空瓶がいくつも捨てられていた。地元の農家は、「これらの農薬は、当局が使用を認める農薬より殺虫効果が高い上に価格が安く、仲間の間で人気だ」と話した。

 禁止農薬は番禺区だけでなく、白雲区などでも広く使われていることが確認された。だがこれは氷山の一角に過ぎない。中国農科院は研究リポートで、広州の土壌に残留する農薬の種類は134種に上ると報告している。専門家は、こうした農薬の使用による影響は広範囲に及び、周辺住民に呼吸器系統の疾病や急性中毒症状などを引き起こす可能性があるほか、これら農薬が使われた野菜を長期にわたって摂取すると、がんの発病リスクが高まると警告した。
《亜州IR株式会社》

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