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中国:学食スープの下剤混入事件、飲食店経営の男に長沙市で懲役3年の1審判決

2013年6月4日(火) 13時17分(タイ時間)
【中国】湖南省長沙市内にある大学の学食で競合店のスープに下剤効果のある植物を混入した事件で、湖南省長沙市開福区法院(裁判所)は5月30日、飲食店経営の王志(仮名)被告に懲役3年とする1審判決を言い渡した。スープを食べた複数の学生が下痢などの症状を起こしている。

 起訴状によれば、長沙学院の第3学生食堂内でビーフン店(津市牛肉米粉店)を経営する王被告は昨年12月18日早朝、同じ学食内に出店するライバル店(桂林米粉店)のスープに瀉下作用(峻下作用)のある巴豆(ハズ)をすり潰して混入。これを食べた学生27人に下痢などの症状を起こした。王被告は動機について、商売敵の桂林米粉店を締め出す目的に加え、学生食堂を管轄する長沙学院物業公司とトラブルも抱えており、報復する狙いがあったと供述している。

 一方、王被告を幇助したとして、逮捕起訴された共同経営者で叔父の王軍(仮名)被告に対しては、懲役1年6カ月、執行猶予2年の判決が下された。叔父は王被告に対し、「混入をやめるように再三促したが聞き入れられなかった」と主張。「わずかな量でこんなにたくさんの中毒者がでるとは思わなかった」と説明しているという。

 両被告が判決を不服として控訴するかどうかは現時点で不明。中国の裁判制度では2審制が採用されていることから、控訴した場合は第2審で結審となる。ただ2人は容疑を認めていることから、控訴はしないとみられている。
《亜州IR株式会社》

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