RSS

中国:福建省アモイで「人食いバクテリア」感染、男性が右足切断

2013年6月6日(木) 13時33分(タイ時間)
【中国】雑菌感染した男性が足を切断する事態に追い込まれる事例が報告された。原因菌は魚介類などを感染源とする細菌「エロモナス・ハイドロフィラ」とみられる。福建日報が4日付で伝えた。

 福建省アモイ市に住む50歳男性は、5月25日の午前に中埔水産批発市場を訪れ、スズキ目の魚類シーバス1尾を購入。家に帰って調理しようとビニール袋を開けたところ、鱗が不注意で右足に刺さり負傷した。軽傷なのでそのまま消毒しないでいると、2日目になって高熱を発症。アモイ大学付属中山医院に行くと、その場で入院するよう告げられた。

 病状はさらに悪化し、血圧が急ピッチに低下。生命の危険が生じた。毒素が溜まった右足の膝下を切断するために、入院数時間後には手術室に搬送。27日未明に行われた手術の結果、病状はやや安定を取り戻した。ただ、「まだ生命の危険が残る」と懸念し、まだ集中治療を受けている。

 担当医によると、魚介類をさばく際には衛生面を優先し、手袋を着用することが望ましい。特に糖尿病などの慢性病患者にとっては、重篤な症状が起きやすいという。そのうえで、生魚で傷を負った場合、大量の清潔な水で速やかに洗い流す措置が有効と説明した。

 「人食いバクテリア」とも形容される同細菌は、体内に取り込まれると、約半日の潜伏期間を経て下痢などの食中毒症を起こすとされる。「人食いバクテリア」による感染死は、香港や台湾で報告されている。
《亜州IR株式会社》

特集



新着PR情報