RSS

中国:建設現場で月給22万円 「農民工」がホワイトカラー抜く高給に

2013年6月21日(金) 02時20分(タイ時間)
【中国】地方からの出稼ぎ労働者「農民工」の1カ月の賃金が最高で1万4000人民元(約22万2400円)、最低でも5000人民元(約7万9400円)――。

 重慶市に住むあるインターネットユーザーが明らかにしたこの内容は、ブルーカラーの下層にあるともいえる農民工の賃金に対するこれまでの一般認識を覆すものとなった。肉体労働を好まない若者が増えて労働力不足が進む中で、建設会社などは賃金待遇を良くして農民工の確保に努めている。北京晨報が20日付で伝えた。

 このネットユーザーは重慶市内のある建設現場で、ここで働く農民工の賃金リストを偶然に拾ったという。金額の高さから「1カ月の給料ではないのではないか」という声もネットユーザーの間ではあったが、この現場を請け負う建設会社の担当者は、これが自社の農民工向けの1カ月分の賃金リストであることを認めた。同担当者によると、同社の農民工の日給は、一般労働者で200人民元、大工職人や石切職人などの技術者で350~400人民元。残業代を加えれば1カ月の稼ぎが1万4000人民元に達することも珍しくない。加えて近年は技術を持った職人が不足しており、仕事内容もきついことから、賃金が労働量に見合わなければ、より給料待遇のより良い建設会社へと人材が流れてしまうという。

 重慶市の業界関係者によると、現在は多くの農民工の賃金が一部のホワイトカラーの賃金を超える水準にまで上がっているものの、彼らの仕事はホワイトカラーとは比べものにならないほどきつい。日給300人民元をもらう50歳のある男性農民工は、「16歳の時から瓦職人として働き、今年で34年になる。ここ数年で賃金は大きく上がったが、給料が良くても、若者の多くはこの仕事で稼ぐことを望んでいない」と話した。
《亜州IR株式会社》

注目ニュース

【中国】香港港湾労働者による賃上げストライキが長引くなか、ふ頭運営会社の親会社である和記黄埔(ハチソン・ワンポア:13/HK)の経営陣たちの年俸に注目が集まっている。なかでも「打工皇帝」(雇われ皇帝、サラリーマン...

【中国】北京市をはじめとする「一線都市」の家賃負担は過度に高い――とする見方が出ている。

【タイ】タイ統計局が2012年に全国の公務員1万3252人を対象に実施した調査で、回答者の世帯あたりの月平均収入は4万9915バーツ(約15万円。2008年4万1139バーツ)だった。収入の83%...

特集



新着PR情報