深南部でまた爆弾テロ　タイ軍大尉ら２人死亡

【タイ】５月２６日夜にバンコク都内ラムカムヘン・ソイ４３通りの路上で爆弾が爆発し、７人が重軽傷を負った事件で、タイ警察は１９日、２人目の容疑者のタイ人男を深南部パタニー県で逮捕した。

【タイ】タイ深南部では１８、１９日も、タイからの分離独立を求めるマレー系イスラム武装勢力によるとみられるテロが相次いだ。

【タイ】１１日、タイ深南部パタニー市のクルセモスク前で、約２００年前の大砲「パヤタニ大砲」の模型が爆破され、砲身が２つに折れるなど大破した。タイ治安当局は深南部のタイからの独立を目指すマレー系イス...

　毎年４月１３～１５日はタイ正月（ソンクラン、水かけ祭り）。前後の週末を含め、タイは全国的に大型連休となる。

　翌７日、朝からレスキュー隊、テロなし。１日中そこに座っているわけにもいかないので、車を出してヤラー市内を回ると、ヤラー病院周辺で警察と軍隊が展開していて、その姿を見て副首相が来ることを思い出した。

　政府要人が南部国境県を訪れると威嚇というべきか歓迎というべきか、必ずテロが起こる。

　無線コードの５１０（爆発物発見）の通報が入った場合、治安部隊はまず民間人を避難させ、現場を１００～２００メートルの範囲で封鎖する。

　取材続きで夕食を食べる暇もなく、夜９時にヤラー県のタスクフォース（混成部隊）に到着、副隊長のノッポーン大佐にあいさつする。