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アユタヤ銀行、三菱UFJによる買収報道で株価急騰

2013年6月24日(月) 15時43分(タイ時間)
バンコク都内のアユタヤ銀行本店の画像
バンコク都内のアユタヤ銀行本店
【タイ】三菱UFJフィナンシャル・グループがタイのアユタヤ銀行を約4000億円で買収するという報道に対し、アユタヤ銀行は24日、大株主である米ゼネラル・エレクトリック(GE)から売却に関する連絡を受けていないとして、報道内容を肯定も否定もしなかった。

 三菱UFJフィナンシャル・グループは同日、アユタヤ銀行への出資について、現時点で決定した事実はなく、同社から公表したものではないと発表した。

 アユタヤ銀行の株価は24日午後3時半(タイ時間)時点で、前営業日終値比6・1%高の34・75バーツで取引されている。

 GEは2007年にアユタヤ銀行に出資。2012年9月、同行株の7・6%を売却し、出資比率を25・3%に引き下げた。GE出身のフィリップ・タン・アユタヤ銀行社長は今年1月末の記者会見で、GEが持ち株売却に向け、日本の金融機関など3、4社と交渉していることを認め、「日本の金融機関が当行の株主になれば、タイの日系企業の顧客が増える」として、売却先が日本の金融機関になることに期待を示していた。

 タイでは日系企業数千社が活動し、タイ経済の牽引車となっている。タイの銀行では最大手のバンコック銀行と大手のカシコン銀行が日系顧客の取り込みに力を入れ、アユタヤ銀行は出遅れている。

 アユタヤ銀行は1945年設立で、GEのほか、タイでテレビ局などを経営するラタナラック財閥が約25%出資している。5月末時点の資産総額は1兆230億バーツ(約3兆2300億円)で、業界5位。支店数はタイ国内601、国外4(ラオス2、香港、ケイマン諸島)。従業員約1万8000人。
《newsclip》

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