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中国:米国資本工場で従業員が給与未払いに抗議、米国籍経営者を軟禁

2013年6月25日(火) 20時13分(タイ時間)
【中国】米国資本100%の杰普莱斯医療器械北京公司(スペシャリティー・メディカル・サプライ北京)で、工場従業員による経営者の軟禁事件が起きている。政府系メディアが25日付で伝えた。

 現場は北京市懐柔区の橋梓鎮・金宇瑞科技産業基地にある。未払い分の給与支払いを要求し、約100人の工場労働者が今月21日、米国籍のチャールズ・ディーン・スタス氏に詰め寄った。危険を感じた同氏は、逃れた社長室内で軟禁状態となり4日間閉じ込められたという。食物や飲料などは届けられている。

 休日期間中に機械設備が工場外に運び出された点に不審を抱いて、従業員が21日から集団交渉を始めた。従業員によると、直近2カ月分の給与を受け取っていないという。総額規模で約270万人民元(約4260万円)に上る。すでに現地の労働監督当局や労働組合が仲裁に乗り出した。ただ、双方の間ではまだ妥協点が見い出せない状況だ。

 2003年に設立された同社は、事業不振で閉鎖を計画。すでに幹部社員を解任し、生産ライン2本で働く従業員34人を解雇した。アルコール綿生産ラインの一部も軽鎖する予定とされる。

 工場の敷地面積は1万8144平米、工場面積は7140平米。約50台の機械で採血針やアルコール綿などを生産し、全量を米国、英国、インド、台湾、中東諸国に輸出している。年間の売上高は約6000万人民元。
《亜州IR株式会社》

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