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中国:女性が政府庁舎から落下し死亡、家族「役人が突き落とした」

2013年6月28日(金) 19時13分(タイ時間)
【中国】安徽省の六安市霍邱県孟集鎮でこのほど、女性が鎮政府庁舎の3階から落下して死亡した。

 女性は当日の朝、穀物栽培に対する補助金をもらうために鎮政府に行くと家族に話しており、家族は役人に突き落とされたと主張。ただ、警察は自殺とみており、刑事事件の可能性を排除している。政府系メディアが28日付で伝えた。

 女性は固いコンクリートの地面に打ち付けられて全身を打撲し、肋骨が9本折れ、頭蓋骨が大きく陥没。搬送先の病院で死亡が確認された。

 浙江省に出稼ぎに行っている女性の夫の話によると、この夫婦は4ムー(約26アール)の土地を保有しているが、夫婦ともども出稼ぎに行くことが多く、土地を毎月300人民元で近所の農家に貸し、国からもらう穀物生産に対する補助金は自分らがもらうことを約束していたという。ただ補助金は政府からずっと支払われておらず、夫婦はこれまでに何度も鎮政府に補助金の催促に行っていたという。

 女性の高校生の娘は、「母は救急車の中で『誰かに突き飛ばされた、仇を取ってほしい』」と虫の息で私に言った」と話している。女性の夫は、妻が死亡した理由の真相を突き止めるために鎮政府に赴き、当時の監視カメラの映像を確認。夫は、「妻は午前9時44分に地面に落下し、その1分後に1人の男性が階下に降りてきて地面に横たわっている妻を見ていたが、しばらくしてそのまままた階段を上がっていった。鎮政府の役人は誰も妻を助けようとせず、外から来た市民が救急車を呼んだ」と状況を説明している。

 公安はこの事件について、「現在詳しく調査中でコメントできない。県委員会宣伝部が発表する」と説明。県委員会宣伝部が人民網の取材に対して開示した資料には、女性は土地の委託者と補助金問題に絡みトラブルを抱えており、事故当日は村の幹部と一緒に鎮政府に赴き、補助金受領者の名義を賃借している知人から自分に変えるように要求したが、要求が通らず3階の庁舎から飛び降りて死亡したと記述されていた。宣伝部は女性の家族が主張している内容についてはコメントしなかった。
《亜州IR株式会社》

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