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中国:テロ情報提供者に報奨金、新疆ウイグルで最高160万円

2013年7月3日(水) 02時57分(タイ時間)
【中国】武装グループによる襲撃事件が相次いで伝えられるなか、新疆ウイグル自治区政府は2日、テロ攻撃に絡んだ情報提供者に5万―10万人民元(約80万―160万円)の報奨金を支給すると発表した。この日から危険な情報の収集を強化し、治安の維持を図る。

 暴力・テロ活動の情報を事前につかんだ個人は、口頭、書面、電話、インターネットを通じ、公安機関に通報できると指摘。通報者の身分を公表せずに、報奨金を支給すると告知した。事件や組織に関わった者でも、自主した場合は刑罰を軽減する。

 同自治区中部のトルファン地区のピッチャン県魯克沁鎮では6月26日午前5時50分ごろ、ナイフなどを所持した武装グループが派出所や公安局、鎮政府施設、建設現場などを襲撃。警官や市民など24人(うちウイグル族16人)を殺害し、警察車両に放火した。一部は逃走したものの、警察が武装グループの11人を現場で射殺。4人の身柄を拘束した。

 同月28日には、ウルムチ市とホータン地区でも襲撃事件が起きたとされる。うちウルムチの事件では、火炎瓶などを所持した8人組が銃器を奪おうとして警察を攻撃。応戦した警察側が発砲し、1人を射殺したと報じられた。現地では報道規制が敷かれ、背景や詳細などは明らかにされていない。

 同自治区首府のウルムチでは、4年前の2009年7月5日に騒乱が発生。中国政府側の統計で合計197人が死亡する「新疆7.5事件」に発展した経緯がある。現地では民族問題をめぐる緊張が続いているようだ。
《亜州IR株式会社》

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