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中国:鉄道部の劉志軍・前部長に1審判決、収賄と職権濫用の罪で「執行猶予付き死刑」

2013年7月11日(木) 15時21分(タイ時間)
【中国】収賄容疑と職権濫用の容疑で起訴された前鉄道部部長の劉志軍・被告(60歳)に対し、北京市ニ中法院(裁判所)は8日午前、「執行猶予2年の死刑」とする一審判決を言い渡した。

 合わせて全個人財産も没収するという。複数の中国メディアが伝えた。なお、中国の「執行猶予付き死刑」は、収監中の猶予期間内に重い罪を起こさない限り、「無期懲役」に減刑される。

 起訴状によれば、被告は政府高級官僚として、地位や職務上の特権を利用。高速鉄道網の整備事業などに絡んで便宜を図る見返りに、受注企業から多額の賄賂を受け取ったとされる。党中央規律検査委員会の調査によると、賄賂の総額は8億2000万人民元(約131億1000万円)に上るという。被告側が判決を不服として控訴するかどうかは不明。中国の裁判制度では2審制が採用されていることから、控訴すると2審で結審となる。

 同被告は、習近平・共産党総書記の国家主席就任以来、起訴された最高クラスの高級官僚となる。1953年1月生まれの被告は、中国共産党の高級幹部を養成する中央党校を卒業。武漢鉄路局、鄭州鉄路局、広州鉄路局を経て、湖北省国防弁党組書記、瀋陽鉄路局局長、副書記などを歴任。03年に鉄道部部長に就任した。高速鉄道網の整備を推進し、「中国高速鉄道の父」とも呼ばれる。11年2月に職務を解任された。11年7月に発生した浙江省の高速鉄道事故前ではあったものの、計画性を無視した急ピッチなプロジェクト推進が同事故につながったとされ、劉氏の責任問題も指摘されている。12年5月には党籍を剥奪された。
《亜州IR株式会社》

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