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中国:人気ネット作家が借家で孤独死、原因は過労か

2013年7月11日(木) 15時21分(タイ時間)
【中国】ネット小説「甄ケン伝」がドラマ化され大ヒットするなど、中国本土では近年、中国語で「網絡作家」と呼ばれるネット小説家が注目されている。

 作品を発表する媒体(プラットフォーム)もPCから携帯電話に裾野が広がり、ネット小説の読者も急増。ネット作家予備軍が多数出現し、競争も激化しているという。そんな中、流行ネット作家が人知れず亡くなるという不幸な事件が起こった。その死の背景には、ブームの影で大多数のネット作家が置かれている過酷な労働条件にあるようだ。

 人気ネット作家の“十年雪落”(年齢不詳)先月19日、借家で孤独死しているのが発見された。死後2日ほど経過しており、17日早朝に亡くなったとみられている。死亡する直前までウェブサイト「起点中文網(http://www.qidian.com)」で「武布天下」を連載中だった。同小説の最終更新は亡くなる前日の16日午後10時(現地時間)。死因を巡っては、過労死や運動不足による健康悪化などが指摘されているが、正式な公表はされてない。ただ、「働けど働けど暮らし楽にならず」の情況があったとみられている。同じくネット作家の“林海聴涛”によれば、ネット作家の収入はウェブサイトの運営者と分け合うのが基本。例えば1章3000字の作品を1000人が閲覧した場合でも、わずか6分銭(0.06人民元)が課金される程度。うち40~50%が作家の取り分となる。ヒット作が書籍化される例もあるが、ほとんどが安い原稿料で、一日中PCの前に座り原稿を書き続けているという。

 “十年雪落”は1年間で160万字、1日平均で4000字余りを執筆していたとされる。一昨年に父親を癌で亡くし、大学に通う妹の学費や生活費の面倒を見ていたという。命を削って書き続けるしかなかったようだ。
《亜州IR株式会社》

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