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中国公安が英グラクソの現法幹部拘束、巨額の贈賄容疑で

2013年7月14日(日) 11時53分(タイ時間)
【中国】中国当局による外資への圧力が強まってきたようだ。

 価格管理当局が今月1日、外資粉ミルクメーカーを中心に価格カルテル調査に入ったばかりだが、今度のターゲットは外資製薬メーカー。公安部は11日、英製薬大手グラクソ・スミスクライン中国法人の幹部を重大な経済犯罪容疑で拘束したと発表した。販路拡大や販価引き上げのため、当局者や病院関係者などに巨額の賄賂を送るなど違法行為をした疑いがあるという。複数の香港メディアが12日付で伝えた。

 当局によると、上海市、湖南省長沙市、河南省鄭州市などで贈賄の証拠を集めており、すでに立件するのに十分な証拠を集めたという。グラクソ・スミスクライン側も11日にコメントし、当局の調査に協力する方針を示した。ただ、拘束された幹部の数など詳細は明らかにしていない。

 グラクソ・スミスクラインは中国投資規模が最も大きい外資製薬大手の一つ。投資総額は5億米ドルを超え、中国国内だけで5000人超の従業員を雇用している。こうした外資の「現地化」が進むなか、中国医薬業界で“不文律”とされる賄賂やキックバックなどについても、外資は「郷に入っては郷に従え」を実行している状態。業界関係者によると、「グラクソ・スミスクラインだけではなく、外資他社も絶対にやっている」という。

 なお、中国国家発展改革委員会は今月に入り、医薬品の生産・流通コストと出荷価格の詳細調査に乗り出した。関連企業60社に対して進めており、対象には日本のアステラス製薬、米メルク、今回の英グラクソ・スミスクラインなど外資6社の中国法人が含まれている。
《亜州IR株式会社》

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