RSS

北京で「倹約令」の影響続く、高級レストランの売り上げ低迷

2013年7月18日(木) 03時28分(タイ時間)
【中国】北京市商務委員会がこのほど発表した最新統計によると、市内飲食業者の1~5月の売上高は前年同期比で5.6%減少した。

 飲食業の売上高はこれまで同市の社会小売総額を上回るペースで増加していたが、この期は初のマイナス成長。高級レストランの売上高が36.4%の大幅な落ち込みとなったことが影響した。習近平政権が腐敗一掃のために打ち出した「官の倹約令」が、アワビ、フカヒレ、白酒(中国の蒸留酒)などの高級食品の消費を引き続き抑えている。京華時報が16日までに伝えた。

 業界関係者によると、北京の高級レストランは以前に70%を超える高い粗利益率を得ていたものの、客足が遠のく中で、今は損失を最小限に食い止めるのに必死。売上高が7割超落ち込んだ店もあり、下半期に高級レストランの閉店ラッシュが訪れる可能性がある。

 経営環境が厳しさを増す中で、高級レストランは低価格メニューやテイクアウトメニューの投入などにより、客層を広げる努力を始めている。だが大衆レストランに比べて店舗賃料や人件費が高く、価格競争に打ち勝つだけの力を備えていないのが実情だ。

 北京ダックの老舗「全聚徳」がこのほど発表した2013年6月中間期の業績は、売上高が前年同期比6.52%、純利益が同31.60%ずつ減少。高級広東料理を提供している湘鄂情もこのほど、6月中間期に1億6000万~2億4000万人民元の赤字となる見通しを発表している。
《亜州IR株式会社》

注目ニュース

【中国】中国で昨年下半期から「三公消費」(公費による外遊、公務接待、公用車の購入・使用)の抑制が叫ばれるなか、中国外食業界は20数年来の高成長期が終了した。

【中国】中国本土で高級車の売れ行きが急減速している。中国高級車市場の伸びは今年第1四半期、前年同期比8.3%増にとどまった。10年の80%増、11年の40%増といった高成長トレンドから一転、ブレーキがかかった...

【中国】焼肉や食べ放題メニューを提供するレストランチェーン、北京市金漢斯餐飲連鎖公司の店舗のずさんな衛生管理が京華網の取材で明らかになった。食器は消毒せず、劣化した肉や残ったケーキを使いまわすなど...



新着PR情報