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中国:淮河流域の水質汚染、がん罹患率に直接的な因果関係

2013年7月19日(金) 02時11分(タイ時間)
【中国】黄河と長江の中間を流れる大河、淮河流域の水質汚染と、消化器がん死亡者の各分布を示したデジタルマップがこのほど中国で出版された。

 国が主導して進める研究プロジェクト「淮河流域の水質汚染とがん患者の相関性評価・研究」の一環として中国疾病予防対策センター、中国科学院地理化学・資源研究所、中国医学科学院基礎医学研究所のスタッフが制作。がん罹患率と水質汚染に直接的な因果関係があることを初めて実証した。18日付で北京晨報が伝えた。

 水質汚染が問題となっている淮河の流域に位置する河南、江蘇、安徽などの省では、各地にがん患者が多い「がんの村」が出現している。河南省瀋丘県杜営村の幹部は北京晨報の取材に対し、「1990年末から奇病を患う村人が増え始めた。この奇病は物を食べられないという症状がまずみられる。村の小病院では原因が特定できず、省内の大病院で検査して初めてがんであることが分かった」と語った。この村では2003~10年にがんの罹患率がピークに達し、毎年十数人のがん患者が死亡している。

 専門家は、汚染物質が人体に最も直接的に入る方法は水を飲むことであると指摘し、「飲料水の浄化」が差し迫った課題であるとの考えを示した。
《亜州IR株式会社》


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