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中国:群衆と警察が衝突、役人による露店商の殴殺で

2013年7月21日(日) 13時31分(タイ時間)
【中国】湖南省チン州市臨武県で城管(治安維持隊)が露天商を殴り殺したとされる事件をきっかけに起きた官民の衝突がエスカレートしている。

 死因を確かめたい遺族らが遺体の引き渡しを求めて県政府機関を訪れたところ、県政府が200人の警官隊を派遣してこれを阻止。警官に棍棒などで殴られ、多数のけが人が出た。遺族らは、死因が特定されないよう県政府が遺体を処分しようとした可能性があると訴えている。

 死亡したのはスイカ農家の男性(56歳)。17日朝、いつものように妻と一緒に路上でスイカを売っていたところ、城管に無許可営業をとがめられた。男性は罰金100人民元を支払った後、別の場所に移り再びスイカを売り始めたが、今度は数十人の城管がやってきて営業を阻止され、双方は口論に発展した。目撃者の話によると、言い争っている過程で城管は秤のおもりで男性の頭を強く殴ったという。

 事件後、1000人近い群衆が街に出て抗議、県政府に説明を求めた。これに対し県政府は「男性は突然倒れた」と説明し、城管の暴力を否定。説明に納得できない遺族が自分たちで男性の死因を確かめるため、遺体の引き渡しを求めて県政府機関を訪れたところ、突然現れた警官隊に殴られ、周りにいた人も含め数十人がけがを負った。現場にいた記者も警官に殴られたと証言している。県長が自ら警察隊を引き連れてきたという目撃者情報もある。

 騒ぎが大きくなる中で、県長は18日に記者会見を開き、一連の事件を謝罪。だが「城管が殴り殺したという証拠はなく、死因は調査中だ」と強調した。男性の遺体はすでに遺族に引き渡され、男性を殴ったとされる城管は警察の取り調べを受けている。
《亜州IR株式会社》

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