RSS

中国:7.5%の成長目標を維持へ、要人発言が相次ぐ

2013年7月24日(水) 02時41分(タイ時間)
【中国】中国政府の高官がこのところ、「2013年の経済成長率目標(7.5%)を維持する必要がある」との見方を相次いで示している。

 李克強・首相は16日、学者や企業経営者らとの座談会で、「年初に定めた7.5%という経済成長目標を死守する必要がある」と表明。「これは政治問題。大きな危機が発生しない状態で、7.5%の成長目標を達成できなかった場合、来年の全国人民代表大会(全人代)で説明をしなければならなくなる」と重要性を強調した。新政権にとってスタートラインの今年、成長目標「未達」の事態が発生するのは避けたいところ。それだけに、目標を下回るような経済成長率を政府は容認しないと読み取ることができる。

 また、財政部の楼継偉・部長はモスクワで開かれた主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、「中国経済がハードランディングするリスクがあるなどということは、誰も信じていない」と指摘。ソフトランディングに向けて、中国政府が各種の措置を取っていく考えを内外に表明した。

 もっとも、中国政府は過度の金融緩和に慎重なスタンスだ。それでは、どの分野に軸足を置いて成長を押し上げるのか――。ある専門家は、(1)都市化推進の加速、(2)公共サービス水準の向上、(3)破産制度の規範化(低効率企業の淘汰で効率の向上につなげる)、(4)サービス業での雇用拡大――の分野で伸びシロが大きいと指摘した。また、公共投資に関しては、「低価格帯住宅、鉄道、ITインフラ、新エネルギー自動車、省エネ施設などのプロジェクトが重点対象になる」とみている。
《亜州IR株式会社》

注目ニュース

【中国】中国の第1四半期・主要経済統計の発表を受け、地方GDP成長率などの水増し疑惑が改めて浮上している。複数の香港メディアが29日付で伝えた。  国家統計局の15日発表によると、第1四半期の実質GDPは前年同...

【中国】外資系ブローカーの間で、中国経済に対する弱気な見方が増えている。

【中国】外資系金融機関による中国経済へ悲観的な見方が相次いでいることに対し、政府系メディアが反撃に乗り出した。



新着PR情報