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中国企業がスリランカで都市建設、現地当局者は「真珠の首飾り」論を否定

2013年7月26日(金) 02時47分(タイ時間)
【中国】スリランカ港湾局は24日、首都コロンボの港湾に新たな“ミニ港湾都市”を建設することで中国交通建設(1800/HK)と合意したと発表した。

 開発面積は230ヘクタール(230万平米)。今年9月にも着工する。工期は39カ月間を見込む(2016年内の竣工を予想している)。複数の本土メディアが25日、外電情報として伝えた。

 公園や居住区、オフィスビル、高級ホテル、ショッピングセンターなどが整備される。中国側は総額で14億3000万米ドルを投じ、その見返りとして新都市の土地50ヘクタールを99年間租借する予定だ。

 海峡を隔ててインドと隣接するスリランカは、約30年続いた内戦を2009年に終結させた後、海外資本の導入を加速。中国が中心となってインフラ整備が進められている。招商局国際(144/HK))は10年9月、スリランカ・コロンボ港南コンテナふ頭の運営母体に55%出資。12年1月には、出資比率を55→85%に引き上げた。

 一方、中国のプレゼンス拡大を警戒する声もある。中国が南アジアの諸島で港湾やそれに付随する高速道路などを相次いで整備するなか、一部の海外メディアからは「中国の軍事作戦ではないか」とする見方も浮上。インフラ拠点がインドを封じ込める「真珠の首飾り(String of Pearls)」にみえると指摘された。ただ、スリランカ港湾局の責任者はこれを否定。「港湾開発はあくまで純粋な商業行為であり、軍事目的の利用は許されない」と強調した。
《亜州IR株式会社》

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