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経営危機のタイ鶏肉大手サハファーム、国営2行に追加融資要請

2013年7月29日(月) 15時16分(タイ時間)
【タイ】経営危機が表面化したタイ鶏肉大手サハファームが追加融資を求めて金融機関と交渉を行っている。

 タイ国営のクルンタイ銀行(KTB)とタイ・イスラム銀行に20億―21億バーツの融資を要請し、8月中に交渉をまとめたいとしている。銀行側は一部資産の売却、事業提携、家族経営からの脱却などを融資の条件に上げている。

 サハファームは2011年の売上高が前年比29%増の160億バーツ、最終利益が96%増の7億バーツだったが、最低賃金の引き上げ、飼料価格の上昇、原料不足、バーツ高などに対応できず、2012年は売上高158・4億バーツ、最終赤字14・7億バーツと赤字に転落した。資金繰りが行き詰まり、一部従業員の賃金が未払いとなっている。ミャンマー人、カンボジア人など外国人従業員を中心に、会社への不満が強まり、今月6日には中部ロッブリ県の工場で、17日には北部ペチャブン県の養鶏場で、従業員による放火とみられる火事が起きた。

 同社への融資額はKTB69億バーツ、タイ・イスラム銀行16億―17億バーツ、タナチャート・キャピタル22億バーツ、サイアム・コマーシャル銀行(SCB)5・4億バーツ。また、飼料などのサプライヤー約50社が売掛金を回収できていない。
《newsclip》


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