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どうしても知っておきたい脳梗塞-1 ~バムルンラード・インターナショナル健康セミナー第1回第1部より~

2013年7月29日(月) 17時17分(タイ時間)
どうしても知っておきたい脳梗塞-1 ~バムルンラード・インターナショナル健康セミナー第1回第1部より~の画像
どうしても知っておきたい脳梗塞-1 ~バムルンラード・インターナショナル健康セミナー第1回第1部より~
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どうしても知っておきたい脳梗塞-1 ~バムルンラード・インターナショナル健康セミナー第1回第1部より~
Roekchai Tulyapornchote MD FAHA (ロクチャイ・トゥンヤーポーンチョート医師)
バムルンラード・インターナショナル脳神経・脳卒中センター長

 1987年マヒドン大学ラマティボディ病院医学部卒。1994年、米国精神・脳神経医学会認定医。1996年、タイ国脳神経学会認定医。2005年、米国脳血管学会認定医。ミズーリ州ダラス米国脳卒中学会にてフェローシップを修める。脳梗塞、脳出血など重篤な脳疾患の治療経験が豊富。日本人ケースも多く手がける。

2種類の脳卒中
 脳卒中とは、脳の血管病変によって引き起こされる脳神経の障害。出血を伴う場合と伴わない場合の2つに分けられる。

出血を伴う脳卒中=出血性脳卒中:脳出血、クモ膜下出血
出血を伴わない脳卒中=虚血性脳卒中:脳梗塞

 出血性脳卒中で、最も重要で一般的な症状は「頭痛」。ほか、関係する神経症状として、「意識障害・消失」「身体の運動麻痺」「手足のしびれ」など。覚えていたい症状として「神経症状を伴う普通でない激しい頭痛」があり、これらの症状が起きたときは、直ちに病院へ受診すべきだ。

 虚血性脳卒中で、最も重要で一般的な症状は「神経障害」。出血性脳卒中のような激しい頭痛を伴うことはあまりない。ほか、「視力喪失」「失調(バランスの喪失)」「顔・腕・脚の運動麻痺」「しびれ」「言語障害」「めまい」などがある。言語障害は、ろれつが回らない、言葉が出ないなどの症状だ。

脳卒中の診断および治療

 脳卒中の診断はまず、「病歴の問診」と「神経系の検査を含む身体検査」を必要とする。以前に脳卒中を経験したことがあるのか、脳卒中は回を重ねれば重ねるほど、症状は悪化し治療が困難になる傾向がある。

 出血性脳卒中なのか虚血性脳卒中なのかによって、治療方法は全く異なる。全例ではないが、出血性脳卒中の場合は手術が必要になることがあり、虚血性脳卒中は多くが薬剤による治療となる。もちろん虚血性脳卒中でも、手術やバルーンを用いて狭窄(きょうさく)した血管を広げる「血管内治療」が必要な場合がある。

 虚血性脳卒中の場合はさらに、発見が早くかつ特定の条件を満たしている場合、「血栓溶解」と呼ばれる治療法を用いることがある。通常、発症より4時間半以内であることが必要。これは、症状を訴えてから病院に来院して診断が終わって治療に入るまでの時間を含む。血栓溶解療法により、後遺症がない、あっても軽くて済む、という可能性が約3割上昇する。

 必要となる検査は、「頭部CTスキャン」「心電図」「心エコー」「血液検査」「MRI/MRA」など。頭部CTスキャンでは脳の状態を視覚的に評価、心エコーでは心臓を超音波で検査し、血液検査では特に血糖値とコレステロール値を調べ、MRI/MRAでは脳の脳血管の状態を評価する。これら全ての検査が必要とするか否かは、そのときの状況による。

 このような検査の結果に基づいて治療方針を定めていく。薬剤による治療なのか、手術が必要なのか、あるいは両方なのか。そして治療後はリハビリだ。

バムルンラードの脳卒中センター

 バムルンラード・インターナショナル脳卒中センターは、米国に本部を置く国際医療機関認証「JCI(Joint Commission International)」の認定を受けている。3名の脳卒中専門の脳神経科医が、2名の血管治療専門の脳神経科医(神経救急治療担当および血管内手術担当)が、そして4名の脳神経外科医がそれぞれ常勤、麻酔科医が24時間体制で勤務している。看護スタッフも脳神経治療で経験を積んでいる。

 機器としては、2台の1.5ステラMRI装置が毎日24時間体制で利用可能。3室のカテーテル治療室も装備が整っている。立体視可能な最新の血管造影装置も導入している。

 脳卒中対応が体系化されており、脳神経科医がオンコールで毎日24時間体制を採っている。また、院内にはリハビリ施設もある。

 脳卒中の診断および治療で当院が患者様に求めるのはまず、「病歴と身体病状が明確な自己申告」、特に発症した時刻と年齢だ。次に過去と最近の検査結果で、画像データがあると望ましい。そして治療にあたってバムルンラード脳卒中センターに何を望まれるか、だ。

脳卒中キーワード
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Ischemic 虚血性
Bleeding / hemorrhagic 出血性の
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Neurologist 脳神経科医
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Weakness 運動麻痺、脱力
Numbness しびれ
Carotid Stenosis 頚動脈狭窄

Bumrungrad International Hospital
住所:33 Sukhumvit 3, Bangkok 10110
日本語直通番号:0-2667-1501
日本語ファクス:0-2667-2473
日本語Eメール:infojapan@bumrungrad.com
《newsclip》


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