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中国:“残留農薬”茶葉、北京などに出回る

2013年8月1日(木) 23時47分(タイ時間)
【中国】中国産茶葉の残留農薬問題が深刻化しつつある。農薬を使用した茶葉は、市場相場が無農薬茶葉の約半値に過ぎない。

 仲介業者はこうした安価な茶葉を大量に買い付けて包装し、高価格で北京市などに向けて販売している。これは現地市場で「公然の秘密」になっているという。政府系メディアが31日付で伝えた。

 中国十大銘茶の一つである「信陽毛尖(しんようもうせん)」の産地、河南省信陽市の茶葉農家によると、葉が育つこの時期は、害虫が大量発生する時期でもある。農家1戸が農薬散布を怠れば、周辺一帯の農園がみな害虫被害を受けてしまう。このため1週間に1回は農薬を散布しなければならないという。

 かつて農業技術を提供していたサービス施設は、次々と農薬販売店に改装されている状況だ。現地の農薬販売業者によれば、茶畑1ムー(約6.677アール)当たり平均100~200人民元分の農薬を使用しなければ効果がない。信陽市の茶葉栽培面積は210ムー(約14ヘクタール)に上る。その7割超が農薬散布を必要としているという。

 同市の茶葉を検査したところ、標高が高い地域で栽培された茶葉には農薬残留がなかった。これらの500グラム当たり価格帯は400~1000人民元。一方、丘陵や平地で栽培された価格帯20~300人民元の茶については、全体の50%に残留農薬が確認された。丘陵や平地で茶葉を収穫する業者は、自ら生産した茶葉を口にしない。高山で栽培された無農薬茶葉を飲んでいるとされる。
《亜州IR株式会社》

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