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中国政府、NZ・豪州産の粉ミルク輸入停止を命令

2013年8月6日(火) 01時17分(タイ時間)
【中国】ニュージーランドのティム・グローサー貿易大臣は4日、「中国がニュージーランド・豪州産の粉ミルクの輸入を全面的に一時停止した」と発表した。

 ニュージーランドの乳業最大手フォンテラが3日、2012年5月出荷分の粉ミルク原料「乳清プロテイン」にボツリヌス菌が混入した可能性があると発表したことに絡んだもの。豪州産も対象になった理由は、ニュージーランドの粉ミルク原料が豪州に輸出されたのち、中国やその他エリアに再輸出されるケースがあるため。

 問題の製品は粉ミルク生産などに用いられている。中国が輸入した粉ミルク原料のうち、昨年は9割がニュージーランド産だった。専門家によると、輸入禁止を継続した場合、中国の乳製品が供給不足になる恐れもあるという。

 中国当局側はまだ輸入禁止を正式発表していない。ただ、国家質量監督検験検疫総局はフォンテラ製品を輸入した企業4社を特定し、杭州娃哈哈保健食品公司と杭州娃哈哈進出口公司、上海市糖業煙酒集団公司、仏ダノン傘下デュメックス現地法人の多美滋嬰幼児食品公司の名称を列挙した。

 一方、国家食品薬品監督管理総局は3日、輸入した3社を杭州娃哈哈保健食品公司、コカ・コーラ中国現地法人の可口可楽中国公司、仏ダノン傘下デュメックス現地法人の多美滋嬰幼児食品公司と指摘。3社が所在する地元当局に対して関連製品を検査するよう指示した。翌4日には3社の責任者を招集し、できるだけ早期に状況を把握し、汚染された可能性がある原材料を使った製品の販売停止と回収を命じている。
《亜州IR株式会社》

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