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中国:「1人っ子政策」見直しへ、年末にも試験実施

2013年8月6日(火) 01時18分(タイ時間)
【中国】「1人っ子政策」の規制緩和が早ければ年末にも試験的に始まる模様だ。

 21世紀経済報道が国家衛生・計画生育委員会に近い筋の情報として報じたところによると、当局はすでに、夫婦の一方が1人っ子の場合、子供を2人まで生むことを可能とする政策を今年末か来年初めに試験的に始める計画。2015年以降は、夫婦の双方が1人っ子かどうかにかかわらず、すべての夫婦に子供を2人まで生むことを容認する方向で検討しているという。

 この報道を受けて国家衛生・計画生育委員会の報道官は、「経済社会の発展状況や人口構造の変化など諸々の要素を踏まえて考える必要がある」と説明。同委が現在、人口や人口の構造、分布などの関係を調査し、子供の養育政策の見直し案を検討していることを明らかにし、1人っ子政策の見直しを進めていることを示唆した。

 政策見直しの背景には、高齢化の進展がある。60歳以上の人口比率は10年11月1日時点で13.26%。すでに「軽度の高齢化社会」に突入している。高齢化は今後加速する見通し。UBSによると、中国の高齢化は30年前後まで加速し、10年~30年までの間、60歳以上の人口は年平均3.66%のペースで増加。50年には同人口比率が31.1%に達すると試算されている。

 こうした状況を踏まえ、中国社会科学院の李培林・副院長は、「人口ボーナスの転換点は15年前に到来し、労働力が不足する半面、養わなければならない人口が増えていく現象が生じる」と警鐘を鳴らした。
《亜州IR株式会社》

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