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バンコクで治安法解除 恩赦法案は第1読会通過

2013年8月9日(金) 16時04分(タイ時間)
国内安全保障法の解除を発表する警察幹部の画像
国内安全保障法の解除を発表する警察幹部
写真提供、タイ警察
国内安全保障法の解除を発表する警察幹部の画像
国内安全保障法の解除を発表する警察幹部
写真提供、タイ警察
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国内安全保障法の解除を発表する警察幹部
写真提供、タイ警察
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国内安全保障法の解除を発表する警察幹部
写真提供、タイ警察
【タイ】インラク首相は8日、国会や首相府などがあるバンコク都内のドゥシット区、プラナコン区、ポープラープサットパーイ区の3区に発令した国内安全保障法を解除した。反政府デモ隊による国会乱入などの危険が薄らいだと判断した。

 国内安全保障法は治安当局の権限を強化するもので、政府は反政府デモ対策のため、1―10日に発令していた。治安当局は解除を受け、国会周辺の一部道路の封鎖を解いた。

 タクシン元首相派の政府・与党はタクシン元首相らへの恩赦を目的とした恩赦法案を国会に提出し、7日から下院(定数500)で審議が始まった。国会周辺では法案の審議入りにともない、反タクシン派による大規模なデモが予想されていたが、7日に野党民主党が率いる1000人規模のデモ隊が国会近くまで行進して解散した以外は目立った混乱はなかった。

 これに先立つ6日、アドゥン警察長官らは記者会見で、ワチラロンコン皇太子に状況を説明し、警備方法について助言を受けたことを明らかにした。皇太子は状況に懸念を示していたという。

 恩赦法案は2006年から続くタクシン派、反タクシン派の政治抗争で投獄、訴追された人に対し、包括的な恩赦を与える内容。下院での審議は民主党の抵抗で長引いたが、8日午後、賛成300票、反対124票、棄権14票で第1読会を通過した。今後、閣僚3人、各党の下院議員32人の計35人からなる委員会で法案内容を審議する。争点は恩赦の対象で、タクシン元首相が含まれるかどうかが焦点となる。

 野党民主党は国会では数で負けると認識しており、憲法裁判所で法案の合憲性を争うとみられる。憲法裁は過去数年、タクシン派に不利な判決を下し続けている。
《newsclip》


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