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中国:億万長者お見合い大会に捜査のメス、「虚偽広告」の疑いで運営企業を強制調査

2013年8月9日(金) 16時54分(タイ時間)
【中国】中国本土で話題を集める億万長者のお見合い大会を主催する企業が虚偽宣伝の疑いで広州市工商総局の強制調査を受けていることが明らかになった。複数の中国本土メディアが6日付で伝えた。

 調査を受けているのは広州市の五二零信息科技公司。「中国企業家独身倶楽部」という名義で富豪男性が参加するお見合い大会を主催している。だがこの会員制クラブは、管理部門に未登記であるほか、営業許可を取得していない事実が広州市工商総局の調査で判明。同局はこれを「虚偽広告」とみなし、同社に対する行政上の強制調査に乗り出した。

 同社の程勇生CEOは婚活サイト「世紀佳網站」華南区の営業マネージャー出身。独立して広州五二零信息科技を立ち上げた。

 問題の会員制クラブは、個人資産が1億人民元(約16億2400万円)を超える未婚男性しか入会できない。会員のほとんどが内外大手企業のオーナー(会長、社長)で、年会費は20万人民元(約270万円)に上る。それぞれが1億人民元超の資産を保有し(大部分は10億人民元)、なかには保有資産が100億人民元を超える「大富豪」もいるとされる。

 広州五二零信息科技はこれまで北京、上海、広州、深センなどでお見合いに参加する女性を大々的に募集。全国から「玉の輿」を狙う6万人以上の女性の応募が殺到し、選抜した女性60人に会員富豪50人とお見合いする権利を与えた。

 女性たちには、男性陣の氏名、年齢、職業、外見など詳細は事前に一切公表されない。確かなことは彼らの資産が1億人民元を超えているという事実のみ。それに対し、男性側の女性に対する要求は多種多様だ。例えば登録者で保有資産100億人民元超の場合、男性の求める女性は、◆年齢20~26歳、◆身長162~170センチ、◆体重50キロ以内、◆大卒以上、◆処女希望――と細部にわたっている。

 ただ、このお見合い大会については、中国共産党が機関紙を通じ、“愛はお金で買えるのか”と問題提起したばかり。「富豪がお見合いで伴侶を探す行為が法律に抵触するわけではない」としながらも、「道徳観念上、越えてはならない一線を越えた」とする異例の批判を展開して注目された。この背景には、「財産目当ての結婚」や「資産を餌に女性を釣る」という行為が全国イベントに発展したことに対する危ぐがあるようだ。さらに女性に対して水着審査や処女鑑定書の提出を求めるなど内容が年々過激になっており、社会通念上でも問題があると指摘されている。一般市民からも、「道徳観念が欠落している」「拝金主義」といった声が聞かれる有様だ。
《亜州IR株式会社》

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