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中国の女性投資家層、韓国の不動産に食指

2013年8月9日(金) 16時54分(タイ時間)
【中国】今年4月の金相場下落時に金を大量に買い求めて圧倒的な消費パワーを世界にみせつけた「中国大媽」(中国の50代~60代投資家女性)は、今度は韓国の不動産市場に目を付け始めた。

 投資が集中しているのはカジノ施設で知られる済州島(チェジュ島)。一定の額を投資すれば、現地で「永住権」を獲得できることが魅力になっているという。中国経済網が5日付で伝えた。

 上海緑地集団公司が済州島で計画する高級マンションは、着工段階にもかかわらず、「中国大媽」数人が購入を予約した。「建設地にはまだなにもなく、鉄骨も組みあがっていない。モデルルームすらない」と同プロジェクト担当は「中国大媽」の“勇気”に舌を巻く。彼女らは物件を予約後、意気揚々と帰国していったという。

 「中国大媽」の活躍は、済州島での中国人の不動産投資パワーをみせつける1例に過ぎない。同島で2010年に売り出されたリゾート型高級マンションは、700戸のうち3割超が中国人によって購入された。同物件が売り出された際は、開発業者がチャーター機を用意して中国人投資家を招待している。2012年には同島に新設された高級別荘の買い手を募る販促活動が中国で大々的に行われた。

 中国人の済州島不動産投資が集中している背景にあるのは、韓国政府が2010年に打ち出した投資移民政策。済州島の不動産に5億ウォン(約4400万円)以上投資した外国人に居住資格を与え、5年以上滞在すると永住権を与えるという内容。条件を満たした外国人は、永住権を得られるだけでなく、韓国国民と同等の教育と医療保険も享受できる。
《亜州IR株式会社》

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