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中国:北京でEVタクシーが年内に1000台超え、市郊外で活躍

2013年8月10日(土) 18時42分(タイ時間)
【中国】北京市の電気自動車(EV)タクシーは年内に1000台を超える見通しだ。

 昌平区でこのほど、新たに50台が運営を開始したほか、通州区でも年内に200台が投入される予定。EVタクシーは交通の便が悪い市郊外を中心に投入され、料金の安さを理由に消費者から歓迎されているという。国際在線が7日付で伝えた。

 北京市は2011年にEVタクシーを試験的に投入した。モデル地域は郊外の7区・県。うち延慶県で150台と最多となっている。中国交通企業管理協会の趙忠義・副会長によれば、北京市が郊外エリアでEVタクシーを推進しているのは、これら区・県の一部がタクシーの営業範囲から外れ、住民のタクシー需要を満たせていないため。房山区、昌平区などには地下鉄が通っているが、地下鉄駅を降りた後の移動にはやはりタクシーが必要となる。

 昌平区のEVタクシードライバーによれば、料金は初乗り8人民元(約125円)。以降3キロごろに2人民元を加算している。昌平区は面積が小さく、乗客1回の乗車距離は最長でも6キロを超えない。このためタクシーの回転は速い。料金の安さもあってEVタクシーは人気という。補助も充実。EVタクシーは交換部品の価格が高いため、1台当たり月3000人民元の政府補助を受けている。

 ただ、充電インフラ整備の遅れという課題はある。EVタクシーは原則的に毎日充電が必要。業界関係者によれば、充電設備の不足はEVタクシーを普及させる上で解決しなければならない課題という。電池技術の向上も待たれる状況だ。
《亜州IR株式会社》

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