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中国の公用車調達市場、合弁ブランド締め出しか

2013年8月12日(月) 00時45分(タイ時間)
【中国】公用車調達市場から外資合弁ブランドが実質的に締め出される可能性が出てきた。

 今年12月中旬の購入を想定し、中国政府は近く、公用車調達の買付対象リストを発表する。この調達は工業和信息化部(工業情報化部)が公用車調達基準を見直す「党政府機関公務車調達選定目録・管理細則」の公布以来で初となる予定。全国乗用車聯席会の饒達・秘書長(事務局長)は、買付対象リストに合弁ブランドが1車種も入らない可能性があると指摘している。中国新聞網が8日付で伝えた。

 中国の公用車調達市場は、長期にわたって外資合弁ブランドが9割近いシェアを独占してきた実績がある。なかでも中高級公用車調達市場では、アウディ車が8割以上のシェアを確保してきた。だが、公用車の調達基準が見直されるなか、外資の独壇場状態はすでに打破されている。

 調達対象車の条件として同細則には、◆排気量が1800ccを超えないこと、◆価格が18万人民元(約280万円)以下であること、◆直近2年の研究開発支出の対売上比率が3%を下回らないこと――などの内容が盛り込まれた。饒秘書長によると、研究開発に力を入れている合弁メーカーであったとしても、2010年の売上実績である1000~2000億人民元で計算すると、3%の達成には30億~60億人民元の開発投資が必要。実質的に不可能な数字といえる。一方、中国自主ブランドメーカーにとってみれば、同比率は5%で推移しているため資格要件を具備しているという。
《亜州IR株式会社》

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