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中国人が韓国不動産の最大の買い手に、済州島向け投資は2年で10倍増

2013年8月12日(月) 00時46分(タイ時間)
【中国】中国人は韓国の不動産市場で最大の買い手へと成長した。韓国での土地保有面積は570万1000平米に達し、欧米人の保有量をはるかに超えている。

 中でも投資のターゲットとなっているのはカジノ施設で知られる済州島(チェジュ島)。一定の額を投資すれば「永住権」を獲得できるという現地の移民政策が中国人の投資熱を呼んでいる。中国人が済州島に保有する土地面積は2013年3月末時点で48万5000平米となり、10年末(4万9000万平米)からの2年3カ月間で10倍近くに急増している。北京青年報など複数の中国メディアが8日付で伝えた。

 済州島の不動産を買う中国人投資家の主な居住地は3地域に分かれる。遼寧省瀋陽市など中国東北地域や北京市、上海、南京などの長江デルタ地域だ。同3地域は飛行機を利用すれば済州島までの移動時間は2時間内。いずれも直通便が開通しているなど、地理的な利便性は高い。

 中国人の済州島不動産の購入目的は大きく分けて3つ。1つ目は観光・レジャー。これは海南島で海が見えるマンションを買うのと同じ目的だ。済州島は中国人に対してビザ免除制度を適用している。このため、彼らにとってみれば済州島で不動産を買っても、海南島で不動産を買ってもそれほど大差はないという。2つ目は移住。朝鮮半島に突発的な事態が起こらない限り、済州島は世界の移住先においてコストパフォーマンスが高いエリアといわれている。3つ目は老後の豊かな暮らし。済州島は韓国人にとっても高齢者福祉が最も充実していると認識されている。現地政府はより多くの移民を取り込もうと、がん治療などの先進的な医療施設の誘致に力を入れている。
 済州島は低迷する現地経済のテコ入れ策として投資移民政策を実施している。島内の不動産に5億ウォン(約4400万円)以上投資した外国人に居住資格を与え、5年以上滞在すると永住権を与えるという内容。条件を満たした外国人は、永住権を得られるだけでなく、韓国国民と同等の教育と医療保険も享受できる。
《亜州IR株式会社》

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