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中国:水道の「蛇口」から基準値超える鉛、有名ブランド製品も

2013年8月13日(火) 02時45分(タイ時間)
【中国】中国で水道の「蛇口」から鉛が検出された事件が話題となっている。

 そのきっかけは、上海市のテレビ局『上海電視台』がこのほど実施した水道蛇口製品に対するサンプル調査で、調査対象となった13ブランドのうち9ブランドの製品から国の基準値を超える鉛が検出されたこと。9ブランドには有名メーカーの製品も含まれ、超過量は最大で34倍に達していたという。中国紙の華夏時報が10日付で伝えた。

 ある業界関係者に取材したところによると、銅メッキを使用した蛇口製品“全て”に鉛が含まれているようだ。ほとんどのメーカーは「水道蛇口に鉛は含まれていない」と主張しているものの、実際にはその処理に高い技術力が必要だという。

 水道蛇口の多くは、鉄、銅、ステンレス、合金、プラスチックなどが鋳造されて作られている。うち高級蛇口製品は9割以上が銅メッキを使用。無鉛銅(実際は低鉛銅)の登場やコストが安いことなどさまざまなメリットがあるためだ。

 各メーカーの販売員は、銅メッキ蛇口にどのくらいの鉛が含まれているかについてそろって口を閉ざしている。ただ、専門家によれば、中国の蛇口メーカーが主に使用しているのは鉛入りの黄銅。「水道蛇口に鉛は含まれていない」という宣伝は消費者を惑わす原因となっているという。
《亜州IR株式会社》

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