RSS

高温・干ばつが中国南部を直撃、農作物の枯死面積拡大

2013年8月14日(水) 03時56分(タイ時間)
【中国】高温と干ばつが中国南部の農地などを広範囲にわたって干上がらせている。

 多くの地域で気温が観測史上の最高記録を更新。同時に湖南、湖北、江西、安徽、貴州などの多くの省で大面積の干ばつが発生した。農民の飲料水が不足し、数千ムー(1ムー=6.67アール)の農作物が被害を受けている。明報が12日付で伝えた。

 湖南省の気象局は、同省で今夏に入って気温が35度を超えた日が今月10日までに過去最多の35.9日に達したと発表。長沙では48日に達したことを明らかにした。一方、降雨量は63年来で最も減少し、省内の土地7割が干ばつに見舞われている。河川3066本の流れが断たれ、2148カ所のダムが干上がった。住民246万人の飲料水確保が困難となっている。中国最大の淡水湖であるハ陽湖では、観測ステーション2カ所の水位が例年レベルを2メートル下回っている状態だ。農作物の被害面積は38万ヘクタールに達し、うち3万7000ヘクタールは収穫が絶望視される。萍郷市・蓮華県湖上郷のスイカ畑は、作物が生長しないまま腐敗してしまった。

 貴州省の気象局は、高温・干ばつ注意報を発した日数が年初来の累計で39日に達した。省内で1511万3000人が被災し、うち249万2000人は飲料水が足りていない。安徽省では、省内の95%を占める74市・県で最高気温が37度近くを記録。うち11県・市は41度に迫った。

 高温・干ばつは「水の都」と称される浙江省も襲った。杭州市で森林火災が発生。国家森林防火指揮部は、浙江省西部を森林火災が発生するリスクが極度に高いとする最上級ランクの警戒態勢を導入した。

 中国の中央気象台は、中国南部を中心に高温少雨の天候が少なくとも18日まで続くと予報している。
《亜州IR株式会社》

注目ニュース

【中国】雲南省の水利庁は24日、省内の11市(州)で干ばつ被害が一段と深刻化しつつあると報告した。河川323本で流れが止まり、ダム331カ所が干上がったという。被災者の総数は1244万8900人。うち269万7700人が援...

特集



新着PR情報