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地方都市の景気刺激、中国政府が非公式支援か=香港メディア

2013年8月14日(水) 03時56分(タイ時間)
【中国】上海市など一部エリアで経済成長の減速が問題となるなか、「中国政府が非公式ながら金融面で支援に乗り出し始めた」との観測が浮上している。

 政府傘下の各銀行を通じ、重要プロジェクトに資金援助する可能性があるという。香港メディアのSCMPが12日、複数の消息筋情報として伝えた。

 国有4大商業銀行の一角である中国農業銀行(1288/HK)は今月6日、上海市政府と全面的に戦略提携した。農業銀行は提携した事実を認めたものの、詳細をまだ明らかにしていない。政府や銀行など内部関係者によると、農業銀行は上海市政府に対し、2500億人民元(約4兆円)の融資枠を提供した。政府関係者からSCMPが入手した資料には、「中国農業銀行は上海ディズニーランドをはじめとする上海重点国際旅行・リゾートプロジェクトの整備を支援する」と記されている。このほか上海自由貿易区の建設にも、積極的に関与する可能性が強いという。

 こうした大型国有銀行が地方政府に巨額融資を提供する例は少ない。だが、他行もこのケースを模倣して後に続く見通しだ。輸出産業が打撃を受けている広東省など、一部地方政府に資金援助するとみられている。

 これまで中央政府は幹部を通じ、表向きは「経済成長減速を避けるために大規模な景気刺激策を打たない」と強調していた。ただ、消息筋によると、上海など戦略的に重要な一部都市・地域に限っては“非公式”な景気刺激策を打つ可能性があるという。
《亜州IR株式会社》

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